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こだわり

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自社施工で全て行なう一貫施工

日本伝統建築技能者

一般的な建築会社では営業が契約を、そして施工管理者がその後を引き継いで工事管理を担当します。 これは、各担当者が自分の専門分野だけの仕事なので効率的なのですが、お客様にとっては「伝わっていない!」と不満を抱くことに繋がることが欠点だと考えられます。そこで当社では、契約後も工事管理、完了引渡しまでプロとして自社施工で全て行なう一貫施工を取り入れております。熟練の職人による一貫施工は、工場生産では実現しません。現場を知り抜いてこそできる匠の技だと言えます。手間暇を惜しまず、丁寧に建てられた建物は、何年経っても頑健なまま、自然な味わいが増していくのです。

数寄屋建築の家は、天然素材を使って造る「本物の家」です。

古くから確立してきた和風建築にはたくさんの種類があります。
この文化の原型ができたのは鎌倉~室町時代だと言われており、代表的な建築様式が神社仏閣などの社寺建築に用いられている書院造です。こちらは元々貴族の住まいとして作られた様式ですが、後に武家の権力を保持するためにも用いられ、内装も外装も格式を重要視しています。
その書院造に遊び心や茶室の技法を取り入れた物が数寄屋建築です。
数寄屋建築とは元々数寄屋=茶室を表し、安土桃山時代にできた様式ですが、江戸時代に入ってからは茶室としてだけではなく住宅様式としても取り入れられています。一般的に数寄屋建築の特徴とは、杉・竹などの木材の使用、床の間の設置、土壁など簡素でありながら温かみのある雰囲気が特徴となり、現代においても人気の建築様式です。
在来建築の良さをもっといろんな人に伝えたい!知ってもらいたい!そんな気持ちで家造りに取り組んでいきます。

今に伝える
伝統のよさを生かし、「今」を考える数寄屋の造りのご提案。
伝統の美しさと、日本の気候・風土への配慮は、時代を経ても変わることはありません。

更なる探求
現代の生活様式を踏まえ、将来・未来を見据えた住まいの創造。
これが現代の数寄屋の建築の課題です。

日本古来の建築と工法が詰まった寺社

伝統工法と同様に建築金物に頼らない軸組工法が寺社建築です。
寺社建築には、木割り(きわり)と言う方程式が在り、垂木の大きさまたは堂の規模により総ての材料の大きさが決まってきます。
社殿造りには代表的なものとして、大社造り・神明造り・春日造り・流れ造りなどがあり、本堂では、入母屋・方形・寄棟などの種類があります。組物は、上部からの荷重を支える構造材であり、軒先の組物は軒の荷重を柱に伝える為のものです。
これらの組物は、装飾効果もあり、お寺やお宮らしさを表現する寺社建築の特徴の一つと言えます。

梁裕建築の寺社建築技術

精緻な設計図の作成
立派な造りの神社やお寺は、木材が複雑に組まれているので全ては最初の設計図で決まると考えています。
どれだけ正確に設計図を作るか、高い職人技が必要とされます。

優れた加工技術
大工の腕はズバリ経験値です。どの職種にも共通していえることですが、ここでプロの腕が試されます。

長期工程をまとめる能力
寺社建築の工期は1年以上掛かるものが当たり前で、長いものでは5年以上掛かるものもあります。
頭の良さや腕の良さだけでは成り立たず、更にこれら全てをまとめる管理能力が必要とされます。